NPO法人 彦根景観フォーラム

《談話室》 それぞれの彦根物語 2009.10.17

【彦根物語68】
 「中国のゆくえと日本との関係」     


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荒井 利明
(滋賀県立大学人間文化学部 教授))





 2006年春、滋賀県立大学の教員になって以降、本や新聞などを読んでいると、彦根や滋賀県にかかわることが目に入ってくるようになりました。
 山崎朋子さん(『サンダカン八番娼館』の作者)の『朝陽門外の虹』(岩波書店、2003年)は雑誌『世界』連載中から知ってはいましたが、読んではいませんでした。最近手にしたのも、彦根で暮らすようになったからだと思います。山崎さんが描いたのは、高島出身の清水安三さんと彦根出身の横田美穂さん夫婦の北京・朝陽門外における貧しい中国人女性のための教育実践です。それは日本軍による中国侵略が続いていたころの話しです。
 今日、日本と中国、両国の国民感情は世論調査などをみても、決してよくはないのですが、清水さんや横田さんと同様の思いを持って、中国で地道な活動を続けている日本人がいないわけではありません。
 私が学生諸君にすすめているのは、「中国へ行ってみよう」、「中国人の友だちをもとう」ということです。

 
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【キーワード】
 山崎朋子、『サンダカン八番娼館』、『朝陽門外の虹』、清水安三、横田美穂、文化大革命
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by hikonekeikan | 2009-12-14 17:14 | 談話室「それぞれの彦根物語」
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