第10回 足軽辻番所サロン 芹橋生活
中川禄郎-井伊直弼の開国論を支えた藩校教授
語り手:
角 省三さん(滋賀作家クラブ会員・彦根景観フォーラム会員)
日時: 平成22年2月21日(日)10:30~
場所: 芹橋二丁目足軽屋敷 太田邸
暖房・資料代 200円
幕末の大老井伊直弼は開国論を展開し、1860年1月幕府は日米修好通商条約批准書交換のため、3人の使節を正式にアメリカに派遣した。この使節はアメリカ政府が提供した軍艦ポーハタンで咸臨丸を随伴させて出航。帰路はアメリカの軍艦ナイアガラでニューヨークを出港、大西洋を横断し、アフリカ喜望峰経由で帰国した。しかし、すでに直弼は攘夷派に桜田門外で討たれていた。
直弼の開国論とはどのようなものであったか、藩校教授中川禄郎の物語から解き明かす。