NPO法人 彦根景観フォーラム

築城400年祭《談話室》 それぞれの彦根物語 2007.7.21

【彦根物語36】
 「『茶の湯』にふれる」     

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外海和子
(表千家 茶道講師)



茶の湯というものは知らない方からみれば、たいへん難しい窮屈なもののように思われるようです。確かに奥深く、難しい・・・・そして点前を見ていれば習得しにくい作法のようにも見えます。しかし茶の湯の根本はただ一つ『おいしいお茶で 客をもてなし 楽しんでいただく』このことに尽きるのではないかと思います。
一碗のお茶を通して、亭主はお道具やお花に季節感をとり入れたり、様々な趣向を考えながら、心を尽くして客をもてなし、又客はそうした亭主の真心をくみとり応えようとする。そうした互いに思いやる『心の交流』こそ茶の湯の最も大切にしているところだと思います。
今日は一服のお茶を味わい、自らも点ててみながら、少し茶の湯にふれていただければ幸いです。

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夏のお茶
点前座の道具組




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掛物と花
・井伊大老「岸の青柳」画賛 井伊文子
堀内宗心 合作
・むくげ、矢筈ススキ、吾もこう





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茶筅、棗、茶杓など
皆さんに点てていただきます。




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菓子…カロム
器 …ガラス




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煙草盆…うす茶の席に出します。おくつろぎ下さいの意味を込めて。



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お菓子をいただいて、
さあ、ご自分で一服点ててみましょう。



【キーワード】
・もてなしの心
・亭主と客の心の交流
(互いを思いやる心)
・和敬静寂
・風情を味わう
・一期一会
・利休の茶の湯
・千家の点前
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by hikonekeikan | 2007-08-17 09:16 | 談話室「それぞれの彦根物語」
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