NPO法人 彦根景観フォーラム

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設立記念「辻番所のある足軽屋敷の公開」のお知らせ

設立記念「辻番所のある足軽屋敷の公開」のお知らせ 

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 『彦根古民家再生トラスト』を設立する運びになりました。
これを記念して、以下の要領で、「辻番所のある足軽屋敷」を公開し、
「彦根藩の足軽」「足軽屋敷と辻番所」「足による足軽屋敷博物館構想」
について説明します。


日時:12月1日(土)    
      第一回説明 13:40-14:10
      第二回説明 14:15-14:45
      第三回説明 14:50-15:20

場所:辻番所(彦根市芹橋2丁目5-19:旧12丁目)
   
説明:「彦根藩の足軽」  (彦根市教育委員会 谷口 徹氏)

   「足軽屋敷と辻番所」 (滋賀県立大学   濱崎一志氏)

   「足による足軽屋敷博物館構想」(滋賀大学 山崎一眞氏)


   主催:彦根古民家再生トラスト
   共催:NPO法人 彦根景観フォーラム
      足軽倶楽部


辻番所
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彦根善利組足軽屋敷界隈
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 画:江竜美子
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by hikonekeikan | 2007-11-27 20:21 | 辻番所・足軽屋敷

彦根古民家保全トラスト

「足軽組屋敷」の保存本格始動 有志募り基金設立


(趣旨)
 芹橋2丁目(旧12丁目)にある「辻番所をもつ足軽組屋敷」は、典型的な足軽組屋敷であるとともに、両角に「見張り窓」のある辻番所を併設する、とても貴重な歴史遺産です。
 このたび、所有者のご事情により土地・家屋が売却されることとなりました。
私どもは、この貴重な歴史遺産を失ってはならない、後世までも引き継がれなければならないと考えています。
 そのためには、これを買い取り、本来の足軽組屋敷として再生して、市民の皆さんに楽しんでいただける一つの拠点にすることが必要です。
 そこで、賛同していただける方々からのご寄付をもとに、「トラスト(信託)方式」で、貴重な歴史遺産の保全と活用を図る運動、「彦根古民家保全トラスト」を開始することにしました。

(キャンペーン)
1 募金キャンペーンの主体
   彦根古民家保全トラスト
 (今回の募金キャンペーンに賛同したメンバーによる組織)
2 彦根古民家保全トラストの形成に向けて
   トラスト発起人(理事)依願:(いずれも個人として)
     *30~50人の発起人を予定
     *発起人には5万円以上の寄付をお願いしたい
3 募金活動は多彩に展開
    ①特定個人に依願する募金(一口1万円)
    ②特定グループ内の個人に依願する募金(一口千円)
    ③賛同する不特定者の募金(募金箱)
4 目標募金額         1000万円
5 概ねのスケジュール
  11/03(土)   呼びかけ人会議
  11/07(水)   募金キャンペーンについての新聞発表
  11/11(日)   募金キャンペーン開始
          「善利組屋敷地の探訪と辻番所内覧」
  11/12(月)~  彦根古民家保全トラストの形成活動
  11/末      彦根古民家保全トラスト結成
  12/初~3/末   募金活動
6 必要事務
  トラスト事務局:NPO法人 彦根景観フォーラム
  ℡   090-2476-6277 0749-27-1141 
  Mail hikonekeikan@hotmail.com.


発起人として、募金者として、募金活動隊として、募金箱設置場所として、などなどでの参加をお願いいたします。

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見張り用の小窓のある「辻番所」が残る足軽組屋敷=彦根市芹橋2で

参考:新聞社関連掲載記事
京都新聞
産経新聞
毎日新聞
中日新聞WEB~
城下町・彦根の景観を守ろうと、彦根市芹橋2丁目に残る足軽組屋敷と、敷地の角に建つ見張り用の「辻番所」を、市民有志らで買い取る動きが本格化する。寄付金や募金で「彦根古民家保全トラスト」という基金をつくり、将来的には購入した屋敷を博物館として一般開放したい考え。

 彦根城の南側に位置する芹橋地区には江戸時代、彦根藩の足軽組織の一つ「善利組(せりぐみ)」の屋敷が約700戸、軒を連ねていた。明治期以降も比較的多くの屋敷が残っていたが、老朽化や生活様式の変化から、すでに50戸以下に減少している。

 今年だけでもすでに4軒が売却され、更地に。今回の1軒も夏ごろ、所有者が売却を希望していることが判明。角地に建つこの屋敷は、角の両側を見張る小窓の付いた辻番所を持つ構造で、国内でも唯一、現存する遺構とされている。

 この事態を知ったNPO法人(特定非営利活動法人)「彦根景観フォーラム」のメンバーら5人が、買収して保存を目指そうと結束した。今月中に、5万円以上の寄付ができる有志を50人ほど募って「彦根古民家保全トラスト」を立ち上げると決定。1000万円を目標に、3月末まで1口1万円で募金を集めたり、自治会や老人会、学校などでも募金を呼びかけていくという。

 募金は、足軽組屋敷の購入のほか、改修されている内装を復元したり、ブロック塀に木の板を張るなどして活用する。呼びかけ人の山崎一真・滋賀大産業共同研究センター教授は「今回の保存を突破口に、将来的には通り全体の景観の改善や、現場で維持できない屋敷を1カ所に集めて野外博物館の開設にもつながれば」と期待する。

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by hikonekeikan | 2007-11-16 16:29 | 辻番所・足軽屋敷

築城400年祭《談話室》 それぞれの彦根物語 2006.8.5

【彦根物語10】
「青い目で見る彦根:30年以上彦根に住んでいる経験」    

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メルビル、ハロイド
(滋賀大学経済学部外国人教師)



1975年縁あって、彦根に来ました。今年で彦根に着て、31年になりました。しかし、彦根に来ることが決まってから、ミシガン大学で彦根について色々と資料や本を探しましたが、ほとんどなく、一冊だけ、彦根の場所と大きさ、天候などが1段落だけかかれていました。ほとんど、彦根について知識がないまま、彦根にやってきたのです。
 彦根の第一印象は、佐和山トンネルと抜けるとすぐに彦根城が見えて、まるでそれは川端康成の雪国の一説である、トンネルを抜けるとそこは雪国だったという主人公の感動に似たものでした。当時は井伊市長で、彦根藩の藩主が今も彦根の町を守っていらっしゃるのかと思いました。
 生活を始めて、自転車の多さに驚きました。車社会から来た私には、クラクションの代わりに聞こえる、ブレーキの「キー」という音にはなかなか慣れませんでした。
 当時は町なみも今と違い、古い彦根駅で、駅前の道も狭く歩道もなく、アルプラザもありませんでした。私は日本の歴史に興味があったので、機会があるごとに、城町を始め、本町や芹川町などを歩きました。そのころはまだ昔からの家が多く残っていましたし、小さな商店もありました。私は、そこをあるくたびに、江戸時代の侍や商人たちがふっとジグザクに曲がっている角から現れて、私に話しかけてきそうな、奇妙な雰囲気に包まれたものです。その反面不便なこともありました。食料品店で売っていたチーズは一種だったし、オートミールは薬局でかわなければなりませんでした。
 1980年代の後半に彦根の駅前は大きく変わりました。5階や6階たてのビルが立ち始め彦根駅から市民会館に向って4車線になり、道の両側に自転車でも走れるくらいの広い歩道ができました。それに、道は夜でも明るくなりました。しかし、便利になった代わりに城下町の香りが駅前から消えて行きました。彦根駅は、近江八幡や守山など他の琵琶湖線沿線の町の駅とかわらなくなってしまったのです。駅の前にはタクシー乗り場、バス乗り場 そして、デパートがあるのです。そう思うのは私だけでしょうか。その上、突然私は、(自分の国ですが)アメリカに攻撃されたように衝撃をうけたのは、マクドナルド、ミスター・ドーナッツ、ケンターキーフライドチキンの出現です。確かに、彦根が国際的に多様化するのは嬉しいことですが、城下町に相応しい建物でもない、どこの場所でもあるような建物でアメリカの物が売られることに戸惑いを感じたり、これは彦根にとって、いいことなのかなと考えることもありました。
 昭和49年(1974年)の彦根には、417人が外国人登録をしていました。その中でアメリカ人は4人しかいませんでした。外国人登録数は2005年(平成17年)には約 5.5倍の2293人に増えています。アメリカ人の数もミシガン日本センターが出来てから増えましたが、目ざましく増えているのはブラジルの人です。中国人、フィリピン人、ベトナム人も増えているのです。色々な所でいろいろな外国の人と出会えるようになってきたのです。違う国の人が増えることで、町は変化を余儀なくされることも、多くあると思いますが、その反面、新しいアイデアや町にエネルギーを与えてくれているように感じています。
 しかし古き伝統や町並みと共に、歴史を保存しながら、にぎやかで活気に満ちた町として彦根が発展してほしいと思います。私は、彦根の人が井伊直弼は開国をした人だと言うことよくききます、でもまだその声は世界に届いていないように思います。ぜひ、観光客や、永住のすみかをさがしている人に、もっと彦根のよさや、歴史の中で果たした役割を宣伝していただきたいと思っています。
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by hikonekeikan | 2007-11-10 11:24 | 談話室「それぞれの彦根物語」